塾を始めるタイミングはいつがいいのか。

受験

皆さんこんにちは!2022年度中学入試の東京神奈川地域の受験も終了となりました。受験生の保護者の皆さん、本当にお疲れ様でした。

第一志望に受かった方も、そうではなかった方も本当にお疲れ様でした。

第一志望でもそうでなくともこれからの取り組み次第でいくらでも未来を変えることができます。ここで満足するのではなく、次の目標に向かって一歩を踏み出してほしいと思います。

さて、今回はもう次の受験の準備について、書いていきたいと思います。受験勉強に遅すぎることはあれど、早すぎることはありませんからね。

これから受験を考えている人はぜひ最後までご覧ください!

受験を始めるのに最適な学年とは?

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受験を視野に入れ始めた保護者の方が一番気になることはズバリ、「受験を始めるのに最適な学年」ではないでしょうか?

一般的には小3の2月、塾でいうところの小4のスタート段階と言われます。小6の夏までに中学受験範囲を終了させるためには、この時期からカリキュラムを進めなくてはならないからです。

中学受験を考えているご家庭であれば、動き出しは小3の12月あたりから塾探しをし始めることが多いでしょう。

12月の体験や冬期講習、1月授業の体験を使い塾を決めていく流れが主流です。ほとんどの方が2月の入塾を見据えて動き出します。

ここで、ふと疑問に思うことが「もっと早く始めることはどうなのか。」ということです。

塾によっては小1からのコースがあるため、早い子は小1から又は年長から通い始めます。受験の英才教育でしょうか。

早くから始めることのメリット・デメリット

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早くから始めることにもメリット・デメリットが存在します。子供の成長というのは個々に違うものですので、近所の子が早くから塾に通ったからといって自分の子供が同じ様に伸びていくとは限りません。

ただ、ここでは早く始めることでの良い点と逆に悪い点をご紹介いたします。参考程度に留めていただければ幸いです。

早く始めるメリット

塾の環境に慣れることが可能

まず1つ目は、塾の環境に慣れることが可能です。もちろん後から入っても環境に慣れることができますが、早く始めることで勉強することが当たり前という環境が作れます。

また家庭内でも勉強の話をしていくことで、自分が受験をしていくんだという自覚を持たせることも可能ですし、スムーズにことが運ぶでしょう。

学習習慣が早く身につく

2つ目は学習習慣が早く身につく。ということです。

この学習習慣というのは学年を追うごとに変化させることが難しくなっていきます。人の性格を変えるのが難しいように、染み付いた習慣というのは変えることが難しいものです。

特に小学生は自分でそんなことに気づけませんし、直すことも難しい年齢です。

塾に通わせることで、いつ・どうやって勉強をすれば良いかを学べるので綺麗な学習習慣が定着し、中学受験の勉強でも崩すことなく実施できるでしょう。

ただし、これは保護者のサポートがあって成立するものですので、お間違いのないようにお願いいたします。(子供が勝手にやってくれるようになるわけではありません。)

勉強量が増える

塾に通うことにより、半強制的に学習時間が増え、勉強量が増加することになります。周りの子よりも多く学習することで、差をつけることができるのはメリットです。

学習量が増えることでの定着度上昇も見込めます。

みんなと同じ学習量で差をつけることはまずあり得ません。効率的な学習方法はあれども、中学受験を考えている中で学校の進度で物事を考えるのは非常に危険です。

早く始めることのデメリット

勉強が嫌いになる可能性が高くなる

早くからたくさんの勉強をしている子どもの多くは勉強が嫌い。やりたくない。という傾向になりやすいです。

もちろんなりやすいだけであり、防ぐ方法はありますが長く学習塾に通えば必ず成績が上がるわけでもないので、リスクとして考える必要があります。

勉強もスポーツも同じだと思いますが、「やらされている」感覚の物事って本当につまらないし、やりたくないと思いませんか?

特に勉強にもなると子供はやりたくないものを「やらされている」感覚になりがちです。

でも親は辞めさせてくれないし。という悪循環が発生してしまうとその子の成績は停滞→下降の一途を辿ることになります。

そういった点で、早めに塾に入れることにはリスクがあると思っています。

まずは学校の宿題と余裕があれば通信やくもんで十分でしょう。

もしも学校内容につまづいているという場合には、個別指導の塾で見てもらうというのがオススメです。

教育費が必要以上にかかる

もちろん必要経費として考えていただく部分だと思いますが、金銭的な面でも早く始めることで家庭の財政を圧迫することは事実です。

しっかりと計画を立てた上で判断をする必要があります。

個人的にはあまり早くに始めすぎるのも考えものだと思っています。。。

教育費も含めてFPにしっかり相談して計画を立てると、受験が近づいてきた時の予想外の出費にも耐えられるでしょう。

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