こんにちは!MC-studyの受験ブログです。
塾に通わせたいけど、どこが良いんだろう?
受験を決めて、いざ塾に通わせよう!
と考えても、結局どこがいいのかって悩みますよね?
今回は、そんな悩める保護者たちのために塾選びの参考になるような情報をお届けしていきたいと思います!
塾選びのポイント
塾選びのポイントそれはズバリ「子供に合うかどうか」です。
塾にもカラーがあるため、有名な塾に通わせれば大丈夫!なんてことは一切ありません。保護者はその見極めをしなければいけませんので、慎重にならざるを得ませんね。
そんなこと言われても合うかどうかなんてわからないよ・・・
保護者の方の思いはおそらくこんな感じだと思います。しかも、全部の塾を回ってみている時間なんてないよ!という方がほとんどでしょう。そこでいくつか塾のカラーをご紹介いたしますので参考にしていただければと思います!
私立中受験大手4大塾
中学受験を考えたときに、まず検討されるのはおそらく私立中受験大手の塾だと思います。保護者の方も昔通っていたのではないでしょうか?そんな私立中受験の大手4大塾とはどんなものなのでしょうか。
- SAPIX
- 早稲田アカデミー
- 四谷大塚
- 日能研
どの塾も私立中受験の実績において名前を聞かないことはありません。そんな私立4大塾にはどんな特徴があるのでしょうか。1つずつ簡単に説明したいと思います。
SAPIX
特徴
関東の私立中受験で合格実績No.1を叩き出している有名な塾ですね。特に御三家と言われる「開成・麻布・武蔵」の合格実績は他の追随を許さないぐらいの合格実績を誇っています。
御三家の受験を目指すお子様であれば、SAPIXの利用が最も効果的と言えるでしょう。
テキストは毎回授業時に配られるため、予習はできませんが復習を徹底することで成績向上を狙っていきます。ただし、授業で振り返ることはしないので、自分で復習する力が求められます。カリキュラムも綿密に構成されているため、算数なんかはなんと小5で受験に必要な基本的単元・範囲が終了します。
しかし、小5で単元・範囲の学習が終了するということは、かなりのハイスピードで授業が進んでいくことを意味します。そうなるとついていけるかどうかが重要になっていきます。ついていけない場合は正直ただのお客様状態になり得ます。
このハイスピードは実力が上位クラスの子供でないと厳しい可能性が大きいです。下位クラスの子の場合定着させようにも、塾の課題も多いためなかなか手が回らないということも発生しがちです。
塾内で「基本に立ち返る」ということもほぼないので、そうなると家庭での管理がかなり大変となり保護者の方が疲弊してしまい、受験どころではなくなってしまいます。
そのため、下位クラスでモチベーションが下がってしまうくらいなら転塾をすることをオススメします。転塾した方がお子様のためです。
模試関連では、SAPIXオープン模試という模試があり、SAPIXに通っている子はもちろん他塾の上位層の子なんかも受験するかなり難易度の高いオープン模試が存在します。
こんな人にオススメ
御三家受験を考えていて、ご家庭でのサポートが可能であればSAPIXはオススメです。
毎回のテキストは分冊されているためファイリングなどご家庭での事務的なサポートがしっかり行えるかどうかがカギになるので、難しい場合にはどのように管理していくかなどを決めておいた方が良いでしょう。
何が何でも上位校に!と思っているのであればSAPIXが良いでしょう。通塾しながら様子を見て子どもがついていけそうに無いのであれば、正直SAPIXは諦めてください。
早稲田アカデミー
特徴
早稲田アカデミーは言うなれば「The熱血」の一言でしょう。
生徒のために講師が熱い言葉をかけてくれたり、相当量の宿題が出たりと体育会系のイメージが強い塾です。どれも生徒により良い環境を提供しようとしての行動なので、面倒見の良さは他塾に比べいいと言えるでしょう。
しかし、この熱血が合う子供と合わない子供がいるため注意が必要です。物静かな子はこの熱いコミュニケーションを「圧力」に感じてしまうことがあるからです。
また、宿題量もかなり多いことで有名です。SAPIXと同じようにご家庭での管理が必要不可欠です。お子様がその熱量についていけるかどうかはしっかりと見極めましょう。
教材は四谷大塚の「予習シリーズ」を使用しています。予習シリーズは予習を前提にしている教材なので、予習ができない生徒にはレベルの高い教材になってしまうかもしれません。
こんな人にオススメ
スポーツの習い事をやっているような体育会系の子供や、体育会系に育てていきたいご家庭にはオススメです。早稲田アカデミーも難関私立合格者数を年々伸ばしている塾です。ガツガツさが欲しいご家庭には非常にオススメです。
また、熱い応援を欲しているご家庭にはぴったりです。教材は四谷大塚の「予習シリーズ」を使用しているので冊子になっており管理はしやすいでしょう。
四谷大塚
特徴
1954年創立の確かな伝統を持つ塾です。元々はテスト会としてスタートしており、四谷大塚のテストは確かな定評を得ています。
特に模試の「合不合判定テスト」は中学受験模試の中でも有名な模試です。
各塾も外部模試として合不合判定テストはよく受けさせます。中堅〜上位層の子が多いイメージです。
AI活用がうまい塾であると感じていて、家庭学習や復習に関するシステムも豊富です。
特に小6後半からの一人ひとりに合わせた志望校別カリキュラムは非常に魅力的です。
こんな人にオススメ
四谷大塚は塾業界でも老舗中の老舗です。実績と歴史のある塾に任せたい!という方にはオススメです。特に教科書として使用されている「予習シリーズ」は教材としてはかなり完成されたものになりますし、多くの塾が使用している教材でもあります。使い方を熟知した講師陣に教えてほしいという方にもオススメです。
とはいえ、「予習」が前提であるので予習ができないと難しい教科書であることに変わりありません。「復習」という部分はご家庭に一任されるので復習がうまくできないと教材も生きてこないのは注意が必要です。
日能研
特徴
そして4つめは日能研です。4大塾の中では比較的新しい塾になります。4大塾の中では間口が広い塾で、様々な子どもが通っています。4大塾の中では唯一系列に個別塾を持っています。
上から下まで、幅広く面倒を見てくれるのが特徴です。
4大塾の中でも、中堅校の受験に強い塾と言えるでしょう。
他の塾がカリキュラムをガンガン進めるような形に対して、日能研はじっくりカリキュラムを進めていく町があるので、子供にじっくりと受験の基礎を学ばせることができるでしょう。
逆に、苦手な単元が続くとなると子供のモチベーション維持が大変です。
こんな人にオススメ
「我が家は御三家なんて言わずに、子供に合う学校に進学させたい!」というご家庭にオススメです。ガンガン進めたり、体育会系が合わないと思っている方にはちょうどいいと思います。
基礎基本をじっくりやらせる方針なのであれば日能研が合うかもしれません。
塾選びの重要性
中学受験を考えると長い戦いとなるため最初の塾選びは非常に大切です。
一般的に中学受験を考えたときに塾に通わせる学年は小3〜小4が妥当だと言われます。
小3の時期で早くから学習習慣を確立させ、小4から特殊算に触れさせる。という塾が多いでしょう。また、学習塾をコロコロ変えることは得策とはいえません。
なぜなら、学習塾によってカリキュラム進度や教え方、宿題量などが大きく異なるため子供が混乱してしますからです。
今まで通っていた塾と、これから通う塾でのカリキュラムの差を埋めることに労力を割くことは受験にとっては敵でしかありません。
転塾をするならば、小5までがリミットだと考えましょう。(ただし特別の事情があれば別です)
私立受験を考えたときに遅くなればなるほど子供への負担も大きくなれば、家計への負担も大きくなりやすいので特に注意が必要だと言えるでしょう。
まとめ
今回は私立中受験大手4大塾をご紹介させていただきました。
もちろん校舎によってカラーが違ったりと小さな違いがあるので、ご自身の目で確かめることが1番です。まずは資料請求からでも始めて見ることをオススメします。
これから塾を探す方にはこちらの記事も合わせて見てみると、動き方がよくわかってくるのではないでしょうか。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
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