夏休みの有意義な使い方

受験

2022年も暑い夏が続きますが、いかがお過ごしでしょうか?こうも暑いと勉強もダレて集中できないことが多いでしょう。

とはいえ、この夏をどう過ごすかが受験生にとって大事なポイントにもなります。

今回はそんな重要な夏休みを「有意義」にするために気をつけるべきポイントについてご紹介したいと思います!

特に受験生は必見!受験生の保護者も必見です。

夏休みにしておきたいこと

夏休みを有意義に過ごすためには一体何が必要なのでしょうか。

というよりも、夏休みに何かを考えながら過ごすことができているでしょうか。特に受験生ともなると、ただ課題をこなすだけの夏では勿体無いです。

計画を立てること

何事にも計画は重要です。もはや結論でもあります。

大人にとっては当たり前なことかもしれませんが、子供たちにとっては目の前の課題をこなすことで精一杯です。スポーツであれ、勉強であれゴールを見据えて行動をするかしないかで大きな差がでます。

だからこそ、ゴールまでの計画を立てる前段階として、夏休みは学習計画を立てる練習に充てることは大切です。

とはいえ、どうやって計画を立てるべきなのでしょうか。

受験生
受験生

計画計画ってどうやって立てるのさ。

最低限1週間の予定を洗い出す

週初め、ないしは週末に1週間の「動かない予定」を書き出させましょう。学校や塾、習い事など既に決まっている予定から洗い出すことがポイントです。

よくありがちなやり方として、1日1日の予定を事細かに立てるやり方をしがちですが、細かく設定しすぎると、予定を組むだけで時間がかかり過ぎてしまうのと、細かく分けることで時間に縛られている感覚に陥ってしまうのでNGです。

あくまでも、「動かない予定」のみを書くことで、自分の空いている時間を視える化して動きやすい状態を作りましょう。

1週間で終わらせるゴールを設定する

視える化した1週間の予定の中で、終わらせるべき課題のゴールを設定します。

各教科で1週間のうちに終わらせたいことを、「教材」「ページ数」で目標設定します。具体的目標数値にすることで、1日1日の進捗も管理しやすくなります。

この時に注意したいのは、簡単に終わらせられる目標ではなく、少し頑張らないと達成できない目標を設定することです。

簡単に終わらせることができる目標は、達成しやすくモチベーション向上に繋がりやすいと思われがちですが、逆に自分の力をセーブしがちにもなるので注意が必要です。

1週間の課題を日割りにする

1週間の課題設定が終了したら、日割りの学習課題を設定します。

日割りの学習課題は、言い換えれば「1日の目標」になります。1週間の予定を決めても、1日のゴールがわかっていなければ、その日の学習目標が見えず途中でモチベーションが下がってきてしまいます。

ですので、必ずその日にやるべきゴールも設定しましょう。

その日の振り返りを必ず行う

そして、その日の振り返りをしましょう。その日の行動の振り返りや、学習時間の確認をしてください。1日だけではその効果は実感しにくいかもしれませんが、1週間経つとわかります。

学習バランスが数値で見えるようになるので、次の週の予定を改善することができるようになるのです。その週の学習バランスを見て偏りがあれば修正をしておかなければ、バランスの良い学習ができませんし、苦手科目・得意科目で学習時間に差をつけなければ学習効果は上がりません。

基本の見直し

夏休みが明ければ、本格的な受験勉強へと突入していきます。夏休みは、その前に基本を復習できる最後のチャンスになります。

もちろん秋以降も復習は可能です。しかし、こんなにまとまった学習時間は浪人生でもない限りはそう簡単に訪れません。

だからこそ、夏休みというのは重要な立ち位置というわけです。たくさんの塾で夏期講習が復習回にあてられているのもわかりますね。

得意不得意の洗い出し

まずはここまで学習したことの得意不得意を分けていきましょう。得意な教科と不得意な教科で学習時間のバランスを考えなければ、いつまで経っても成績向上は見込めません。

受験生
受験生

自分が何が得意で何が不得意かわからない!

こういうパターンの場合は、まずは自分が解ける部分と解けない部分を探し出すことから始めましょう。問題集の総合問題を解いて、できない部分を見極めると最短距離で洗い出しができると思います。

インプットするときの注意

受験生
受験生

まずは暗記系をとことんやるぞー!

と考えているそこのキミ。ちょっと待って‼︎‼︎

覚える時に「とにかく書く」とか「ノートにまとめる」とかやっていませんか?

確かに、今までの人たちは「書いて」覚えてきたし、「まとめて」理解してきたかもしれません。その学習方法を否定するっわけでもありません。

しかし、「ただ書いている」「ただまとめている」学習に何の意味もありません。大切なのは「学習しているときに何を考えているか」です。

スポーツなんかと同じですよね。この練習の意味や効果を考えられている人と、そうでない人で効果は変わってきます。

改めて振り返る良い時期だと思います。

まとめ

夏休みを有意義に過ごすためには、ただ楽しく過ごすだけやただ勉強するだけでは有意義とは言えません。改めて計画を立てて、実行することが有意義な夏休みにつながるはずです。

今回ご紹介したことを改めてまとめてみると、

  1. 1週間の計画を出すこと(動かない予定から先に書き入れる)
  2. 1週間のゴールを設定する
  3. 課題を日割りにする
  4. 1日ごとのゴールを設定する
  5. 1日の終わりにその日の振り返りを行う

とてもオーソドックスな方法ですが、計画を立てることができていない子供に実施させるなら基本に忠実な方法からやらせる方が、今後の学習方法計画にも活きてくるはずです。

子供たちのより良い学習のために、ぜひ実践させてみましょう!

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